
こんにちは、アラフォーエステティシャンで美容家の永松 麻美です。
花粉症人口は増え続けていますが、秋の花粉症の人も年々増えていますね。
私のエステサロンのお客様も、花粉症や花粉での肌荒れで悩む方はとても多いです。
最近では「花粉皮膚炎」という言葉もできて、今後さらに花粉症で悩む人は増えそうな予感・・・。
この記事ではそんな花粉症で肌荒れしてしまう、花粉皮膚炎についてをお話ししていきます。
Contents
秋の花粉症の原因・あなたは大丈夫?

花粉症といえば2月〜5月くらの春先ってイメージが強いですよね。
しかし最近は秋の花粉症で悩む方も増えてきました。
地域にもよりますが、例えば関東なら9月に飛んでいる花粉で花粉症の原因になりやすい植物としてはスギ、イネ、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラなどがあります。
スギって多く飛散するのは2~4月ですが、8月以外は常に飛んでるんですよね。
なので症状が重かったり住んでいる地域によってはほぼ一年中花粉症、なんてこともありえるんです。
秋特有の花粉としては、ブタクサ・ヨモギ・カナムグラ。
イネは秋も飛んでますが5,6月の方が飛散量は多いです。
年中、鼻炎みたいな人は一度何のアレルギーか、アレルギー検査で原因を特定するのもいいかもしれませんね。
花粉皮膚炎って何?

花粉皮膚炎とは、花粉に触れることで、皮膚が赤くブツブツと腫れる、皮膚がかゆくなる、などの症状を引き起こす病気です。特に、顔やまぶた、首など、花粉が触れやすい部分に症状が現れることが多いです。
メディカルノートさんからの引用では↑とありました。
原因としてはアレルゲンである花粉が皮膚に触れる→免疫の異常反応が起こる→痒みや赤み、プツプツなどの症状が出る。
という流れです。
花粉皮膚炎の対策は・・・?

花粉皮膚炎の対策としては、通常の花粉症対策と同じことをまずはやる必要があります。
基本の対策!
花粉が直接つかないように、マスク、マフラーやストール、メガネ、外出などを避ける、長袖長ズボンなどなるべく皮膚を出さない、家に入るときに花粉を払う、家に帰ったらなるべくはやく顔を洗ったりお風呂に入って花粉を落として清潔にする、などです。
花粉を肌につけないメイクで予防&症状の緩和を狙う
また最近では花粉が肌につきにくくなるスプレーや、花粉や排気ガスなどの化学物質がつきにくい日焼け止め下地などもあるので、お肌に合う人はそういった化粧品を使いましょう。
お肌が荒れてる場所へのスキンケアのポイント!
肌荒れを起こしてるときには、基本的な考えとして積極性の高いスキンケアはしない方が良いです。例えば、有効成分たっぷりのアンチエイジングや美白の美容液や、角質ケアやクレイパックなどはお休みしましょう。
肌悩みは花粉による赤みや痒みだけじゃないとしても、赤みや痒み、炎症などがある場合はそれが優先順位1位に考えて。肌が健康になればいくらでもアンチエイジングや毛穴ケアでもできるので今はお休み。
肌を乾燥させない、保護する、鎮静する。
ここに全力でフォーカスしてください。
スキンケア用品は水の配合量が多いほど滲みやすいので、しみる場合は化粧水や美容液は省いていきなり乳液やクリームを塗ってもOK。
敏感肌用のスキンケアで鎮静や抗炎症作用があるものなど信頼できるものはあればそれでケアしましょう。
ただし、肌が敏感なときに新しい化粧品一式変えるのはそれはそれでリスクなので初めて使うものは避けるか、1品だけ投入するほうが無難です。
また化粧品が何使っても刺激を感じる場合は、白色ワセリンなど「保護」だけしてくれるものを塗布して肌の回復を待ちましょう。
白色ワセリンて栄養素抜いてあるので、保湿や肌を綺麗にする成分は入ってませんが皮膚に膜をはり保護してくれるので保護してる間に皮膚が自然に回復してくれるのを待つぶんには便利なアイテムです。
ワセリン、ではなく白色ワセリンの方が精製度が高くリスクがより少ないのでそちらを選びましょう。
肌荒れ中のメイクはどうしたらいい?
たまに「花粉時期は肌荒れしてるからすっぴんで出かける」という人がいますが、私はあまりオススメしません。
できれば日焼け止めや花粉をブロックする要素のある下地などはした方が良いでしょう。
炎症で弱ったお肌に紫外線はさらなる肌荒れや色素沈着のリスクがあるから。
また素肌に花粉が付着するよりも、何か塗った上からのほうが影響が少ないと考えます。
ただし肌にあう製品でないと、結局日焼け止めや下地で肌荒れするなんてこともあるのでそこは難しいところですよね。
ポイントメイクに関しては、目元に痒みや赤みが出る人は薄めメイクかポイントメイクなしが理想です。とくに肌荒れしてるときはラメやグリッター系は刺激になりやすいです。
私は肌荒れしてるときはオンリーミネラルのメイク製品を結構使います。
とくに目元は私はよく痒みが出て、普通のアイシャドウを使用すると痒みや赤み悪化することが多いんですが、こちらのブランドの「ミネラルピグメント」は大丈夫なんです。
目元のアイシャドウとしてはもちろん、チーク、グロスと混ぜてリップにと色々使えるしお値段もお手ごろなのでかなりリピートしてますよ。↓↓
ミネラルピグメント 天然石の美しさをまとう、 ミネラル100%のマルチカラーパウダー
↑↑別に敏感肌向けとかではないので、あくまで私は、ですが目が痒いときに使用しても悪化しないので重宝してます。目元弱い人は、お試しを!
肌の健康が土台!?
あとはこれは私の経験からなので、信じる信じないはアナタ次第ですが(古い?笑)たくさんのお肌をケアしてきて感じるのは「お肌の土台が健康」なら外部刺激を起こしにくい、ということ。
もともと肌が健康でバリア機能もしっかりあれば、花粉の影響も最小限に。
逆にもともと肌荒れなどバリア機能が弱ければもろに影響うけるので、花粉時期におおいに肌が揺らぎます。
私はエステサロンをしており、もちろん病院ではないので治療や診断、改善はできません。
しかしエステやホームケアアドバイスで肌が元気になることで「花粉の時期の肌荒れがなくなった」「花粉時期の肌荒れが軽減した」とおっしゃる方は多くいらっしゃいます。
ただし、花粉や皮膚炎の症状が重い人はやはり病院やお薬が必要な方もいます。
アレルギー症状なので病院に行けばおそらくアレルギーののみ薬や、痒み止めやステロイドなどを処方されると思います。
まずは自分で肌が健康になるようできることをして、それでも無理なら病院へ行きましょう。
まとめ

秋の花粉症もアレルゲンになる植物が違うだけで春の花粉症と大まかには一緒。
花粉が原因での皮膚炎(肌荒れ)するのを花粉皮膚炎という、ということ。
花粉症の緩和には、腸内環境を整えたり免疫力をつけたりなど色々言われていますが自分に合う方法を見つけるのって難しいですよね。
アレルギーや花粉についてはまた詳しく書こうと思います。
私自身はよもぎ蒸しに入り始めたこと(平熱も上がりました)、乳製品やめたり便秘解消のため腸内環境を整えたあたりから花粉症の症状がかなり軽減しました。
よもぎ蒸しはヨモギアレルギーの人は受けれないですが、アレルギーなければ試す価値ありです。
よもぎについての過去記事はこちら
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