こんにちは、アラフォーエステティシャンで美容家の永松 麻美です。
中医学、東洋医学って聞いた時に「難しそう」って印象はありませんか?
私はありました。
初めて中医学の勉強をしたのが、エステ専門学校時代の研修か何かで大学の講義を聞きに行ったとき。
もう本当にちんぷんかんぷん。しかもお年を召したロマンスグレーのおじいさまがボソッボソッ・・・と陰陽とか五行とか話すわけですよ。
今だったら大興奮なんですが、予備知識ゼロで行った私は強烈な睡魔に・・・・
ですが、ですが!サロン開業してお客様の肌や身体を向き合ううちに自然と中医学の知識は必要性を感じるわけです。
ということで、最初の一歩としてのとっかかりにオススメな本を紹介しますね。
オールカラー版 基本としくみがよくわかる東洋医学の 教科書
中医学の基本の基がわかる本。
中医学って何?漢方って何?東洋医学って?
陰陽論、五行論などの基本的な部分から、鍼灸や生薬のことまで広く解説されていて「幅広く・わかりやすく・詳しく」というオールマイティーな本です。
国家試験対策にもなるようですね。
陰陽とか五臓とか何にもわかりません!どこから手をつけたらいいかわかりません!って人でも全容というか、ざっくり全体を理解することができます。
しかもしっかり詳しく書かれていて、専門用語にちゃんと解説も付いていて、図やイラストもついて本当に分かりやすいです。
個人的には付いてくる「経穴MAP」「生薬」のポスターがすごく嬉しいおまけでした。笑
健康のことや身体のことを考え始めた人にはもちろん、セラピストやエステティシャンなど人の身体や肌に触れる仕事の人は、中医学を取り入れるかどうかは別として知っておくべき内容ではないかな、と思います。
西洋医学に限界を感じた時、なんとなくの民間療法に不安を感じたときに歴史ある中医学の基本理論を知れば、きっと参考になるはず。
身近なものも、馴染みがないものもあるけれど知らなければ「どれを取り入れて、どれを取り入れないか」自分のスタンスをつくることもできないので、まずは知ることから。
中医学のバイブル、困ったときに引く辞典として持っておきたい一冊です。
顔をみて病気をチェックする本

これは顔の状態から症状や対策を知るのにとても便利な本です。
五行とか陰陽とかわからなくても、もしくはわかったうえで。
例えば「最近目の充血がひどい」→「ああ、なるほどそうだったのか!」じゃあ今日の夕飯はゴーヤチャンプルーだ!みたいな感じで、気軽に調べて原因を知り、対策をする、というのに使いやすい本です。
好きな人は一気に読み込むのもいいですが、スポットで気になる症状からページを開くのに便利な本です。
エステティシャンやセラピストの人にとってはきっと、お客様へのちょっとしたアドバイスや参考になるのではないでしょうか。
全てを鵜呑みにしたり、どこまで取り入れるかはもちろんそれぞれですが参考になることは間違いないですし、症状ごとに原因・ツボ・食などの具体的な対策が書かれているので中医学を勉強していない人でも取り入れやすい内容です。
自分の気になる症状や体質の理解を深めるためにも、身体を扱うエステティシャンやセラピストなどの仕事の人がお客様の悩み解決をするのにも。
手軽、症状から対策を知れるという意味ではとっつきやすく一冊あると便利。
本当によく効く「ツボ」大地図帖

まとめ
ちょっと今回、古めの本が多くて紹介したい本が絶版だったりしましたが参考になれば幸いです。
中医学って、最新医療とか西洋医学と違ってあまり「実はこうだった」「新事実」みたいなのがないので一度本を買えばわりと永久保存版として使えます。
先人の知恵というか、古くに体系化されたひとつの学問なので基礎の部分はあまり大きく変わらない。
初心者向けのオススメ本、ぜひ一冊はもっていると身体や肌への理解が深まり面白いですよ♪
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