今日のブログは私のただの独り言です。
別になんのテクニックも知識も書いてないです、あしからず。
コスメフリーク、コスメ好きさんと繋がりたい、そんな言葉やハッシュタグがあるほど、女性の心を踊らせ、そして財布を踊らせる化粧品。
アメリカの化粧品会社の調べによると一生に女性が使う化粧品代金はなんと3000万円超えだそう。
コスメ好きな人ならきっとこの金額を大きく上回るはずのなので、やはり女性の「綺麗になりたい」想いってすごいものがありますよね。
3000万、バリ島ならプール付きのヴィラが建てられる値段。笑
化粧品を選ぶときの「あの気持ち」
化粧品を探す時って大きくわけて2パターンあって、ひとつは悩みで心と頭がいっぱいの時に「もういくらでも払うから頼むからこの肌荒れから解放して」すがるような思いで探して購入するとき。
私自身、アトピーにニキビと長年悩み苦しみ転職までした身なので、化粧品に祈るような気持ちで期待してお金を使う気持ちはよくわかる。
切羽詰まって購入する気持ちは痛いほどわかる。
あとは深い悩みはなくても「今よりもっと綺麗になりたい」「新しい化粧品を探して使うワクワク感が好き」ってパターン。
「化粧品」「コスメ」って宝石に近いというか、あの箱を開けるときのドキドキ感やいい香りのコスメを肌につける瞬間の「ああ、私って女なんだ」って感じる瞬間がだったり、綺麗になれそうという期待感だったりとにかくそういう「雰囲気」とか総合的なものを全部ひっくるめて化粧品っていうものが好きなんです。私。
なんとなく惰性で選ぶ人もいるし、私自身そういうタイミングもあるけれど、たいていは「今のマイナスをゼロにしたい」「今の状態にプラスをしていきたい」と思って選ぶどちらかが多い。
化粧品は魔法じゃない
ワクワクどきどき。
気になる人との初デートのときにようなトキメキをくれる化粧品が私は10代のころから大好きで、たぶん数千、数万個のコスメを使用してきて、そして使うだけではなくエステティシャンになり自分なりに化粧品学や成分を含め勉強してきて今、感じていること。
それは「化粧品は魔法ではない」ということ。
すごくあたり前なことを書いたんだけど、実はサロンで接客したりSNSで繋がった方からの相談やコメントを見ていると「魔法のようなコスメ」を探している人がすごく多いんです。
化粧品会社のPRの仕方の影響もあるとは思うけれど・・・・
「これさえ使えば〇〇の悩みがなくなる」
「これさえあれば綺麗になる」みたいな表現。
もちろんそれが悪いわけじゃないけど、でも知っててほしい。
化粧品は魔法ではないことを。
これさえあれば悩み解決、とか、運命の1品にさえ出会えれば別人のように綺麗になれるとかそういうものはないんです。
作用が穏やかなものが化粧品であり、医薬品であれば副作用が必ずある。
なんのリスクもない劇的な変化をもたらす魔法は、薬でさえまだないんです。
化粧品は肌を清潔にしたり、整えるものであり、綺麗な肌になるためのお手伝いはしてくれる。
場合によっては、魔法のような、恋のようなトキメキやワクワクをくれる。
でも綺麗なお肌をつくるのは主戦力は化粧品ではなくて、紛れもない自分自身。
自分で自分の肌をつくる・育てる
自分で自分の肌を作ってるんです。
自分の細胞が、自分の肌を作っている。
私たちが今まで食べてきたもの、生活の仕方、過ごしてきた環境、心の状態などの総合的な結果が、今日のお肌。
今日食べたもの、今日1日の生活、今日の心の状態、1日1日の積み重ねの結果が1ヶ月後、半年後、一年後のお肌。
化粧品はサポートでしかない。
もちろんサポートの力はあなどれない。
だけど決してメインではない、絶対に。
簡単で、手軽で、時短で、すぐに目に見えてわかる劇的な結果が欲しくなる私たち。
だけどそんな魔法みたいな方法はまだないです。
美容クリニックでさえ効果に個人差があるのは、その人の普段の食、生活、精神、体質などが影響しています。
エステだってそうで、不摂生してる人と心身ともに健康的な人とでは同じことをしても結果に差が出る。
結局、自分で自分の身体や肌をつくる。
コスメ、化粧品、エステ、美容医療・・・・
全部ぜんぶ「お手伝い」です。
散々不摂生して、化粧品だけに頼ろうとして「これ合わなかった」「これはよくない」「いい化粧品がない」なんて言ってる人をみかけるとちょっと悲しい気持ちになる。
ちょっとキツい言い方をすると、合わない化粧品とか化粧品のせいだと断定する前に「何を使っても合わないような弱い肌を作った自分」がいないか振り返ってほしい。
誰かのせいでも、何かのせいでもなく、化粧品のせいでもなく、自分の肌は自分が作っている。
その自覚を頭の片隅に入れておいてほしい。
もちろんアレルギーなど合わない化粧品はすぐにやめた方がいい。
体質的に、遺伝的に合わないものがどうしても多い人もいる。
それでも、言いたいこと。
あなたの肌をつくるのは、あなた。ってこと。
見た目も人生も自分で責任を持つ
これは私自身の自戒の念も込めています。
私の肌をつくるのは、私。
どんな化粧品を選ぶのかも、自分の選択。
全部自分で引き受けて、綺麗になる覚悟をするからこそ大人の肌はより美しくなる。
生まれ持った若さや美しさではなくて、自分の生活や生き方に責任を持ち年齢を重ねるからこそ輝きを増す部分もきっとある。
アトピーにニキビに赤ら顔に。
今よりも18キロくらい太っていて自分の見た目が大嫌いだった私が、経験から学んだこと。
それは「自分の容姿に責任と覚悟を持つ」こと。
親のせいじゃない、誰かのせいでも何かのせいでもなく自分の見た目は自分の責任。
それはそのまま、見た目だけでなく人生全てにおいて言えること。
受け入れるしかない、変えられないものも含めて。
与えられたカードで勝負するしかないけれど、そのカードを最大限生かして自分で育てつくっていく。
20歳の私よりも、今の自分のほうが美しい。
いつだって自分自身がそう思えるように、自分をつくるのは自分。
太った自分も汚肌の自分も。
ベストな体型も健康な肌の自分も。
今の自分に責任をもてるように。
そういう年齢の重ね方をしていきたい。
・・・・・・・という私の独り言。
旦那が酒飲むから太ったとか、新米が美味しすぎるからとか、引っ越してから肌が乾燥するとか言い訳をしたくなった時に自分で読み返すための独り言です。笑
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