こんにちは、アラフォーエステティシャンで美容家の永松 麻美です。
赤い大きなニキビが消えない、繰り返しできる、治らない・・・
そんなお悩みの方って結構多いですよね。
私のサロンのお客様も大人ニキビで悩んでいらっしゃる方は本当に多いんです。
その中でもニキビが赤く腫れてしまう炎症ニキビは同じ場所に繰り返したり、ずっと居座ることが非常に多い。
今日はそんな炎症ニキビを改善するために「絶対にこれだけは守って欲しい」ことをお伝えします。
Contents
絶対に触らないということ。
先に結論からお伝えすると絶対に守ってほしいことは「ニキビ、ひいては顔をねるべく触らない」ということです。
え、そんなこと?って思いましたか?
でも知っているのと、できているのは大違いです。
実際にサロンのお客様で繰り返すニキビで悩んでいる方の9割はお顔を触るクセがあります。
その半数以上が「無自覚」です。
中には「え、私触ってないです」と言いながらカウンセリング時に10回近く顔を触っている人もいらっしゃいました。
無自覚だから、気づいていない。
そんなことより、ニキビに効く薬やクリニック、化粧品を教えてよ!と思うかもしれません。
でもこの「触らない」ってことが繰り返す炎症ニキビの改善には非常に重要なことになります。
どんな素晴らしい薬、どんな素晴らしい化粧品、どんな素晴らしいエステをしていようと。
いえ、そういったものにお金や時間をさいている人ほど、結果を出すために意識して欲しいことになります。
ではなぜ「触らない」ことが重要なのか、その理由をお伝えしていきます。
触ることがなぜニキビを悪化させるのか?

雑菌の繁殖
触る刺激で雑菌の繁殖などが悪化することで、治りが遅くなったり新たなニキビの原因になります。
炎症が大きくなる
これが非常に問題です。
触る刺激によって、ニキビの炎症が広がることでニキビが大きくなったり、治りが悪くなったり、繰り返しできたり、そして「あと」になったりします。
特に繰り返す人のニキビはニキビだけが赤いのではなく、ニキビの周りの皮膚も炎症して赤くなっていること。
ニキビ周りの本来肌色の部分が赤い人は、ほぼ100%触る癖があるとってもいいです。
人によってはムズムズや痒みを伴うので、余計に無意識に触ってしまいます。
これは私が多くのお肌を見てきての体感ですが、ニキビ周りの赤みのある人は必ず日常で外部からの刺激を加えています。
そして触る癖をやめて、ニキビの周りの赤みが取れると、治りがはやくなったり大きくならなくなってくる人が多いです。
触る以外にも注意して欲しいお顔への無意識の刺激

無意識に触る、以外にも物理的な刺激は全てニキビにとっては負担になり、悪化の可能性があります。
例えば・・・
頬杖をつく、寝方で寝具が顔にあたる、髪の毛の刺激、整髪料、マスク、クレンジングや洗顔の時間が長かったり、スキンケア時の摩擦や圧が強い、時間が長い、タオルでの拭き取りが強い、メイク時の刺激が強い、などです。
お肌になるべく触らない。
スキンケアやメイクなど触る必要があるときは「軽く・優しく・手早く」を意識しましょう。
また寝具、タオル、メイク時に使用するパフ・ブラシ・スポンジなどの衛生も大事です。
とくにメイク道具は雑菌が繁殖しやすいので、特に梅雨・夏場は使い捨てにしたり、こまめに洗えるように工夫をましょう。
ニキビあとを作らないために
炎症ニキビは潰したり、つぶれたり、触る刺激などで「あと」になることが多いです。
赤いシミのようなあとであれば、若ければ自然に治ることも多く、また角質ケアやピーリング、美白系の化粧品で薄くなったり消えることも多いです。
しかし、問題なのは「凹凸」のニキビ痕。
こちらは改善はなかなか難しい。
レーザー治療や、肌細胞を増やすような美容成分も出てきてはいますが元どおりは難しくやってみないとどこまで綺麗になるかもわからない、個人差が多いのが現実。
最低限、あとにしないためにも「触らない」の徹底と、紫外線対策をしましょう。
また炎症ニキビが繰り返す、治らないならはやめにクリニックなど専門の場所に相談しましょう。
まとめ
私自身ニキビには長年悩まされ、それがきっかけで転職し美容の仕事につきました。
書きたいことはたくさんあるので、順次ニキビケアについて書いていきますが、まずはこの「触らない」の徹底を!
知っているとできているは違う、を心に留めて生活の中に余計な皮膚刺激を与えていないか気にしてみてくださいね。
これだけで、改善する人もたまにいますよ!
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